【なぜ?】ゆりかもめ市場前駅の名前がずっと前から市場前だった理由
スポンサーリンク
こんにちは!
先日、豊洲市場に行ってきましたじぇーです!ところで、豊洲市場の最寄駅はご存知ですか?そう、
「市場前」駅
です。
実はこの駅名、豊洲市場がオープンするよりずーーーーっっと前から「市場駅」という名前でした。
ではいつからなぜこの名前となったのか、気になったので調べてみました。
ちなみに豊洲市場の楽しみ方や飲食店情報はこちらでまとめてます。
もくじ
1.築地市場の移転構想~豊洲への移転決定
2.ゆりかもめの開通
3.市場前駅開通!
4.豊洲市場開業までの市場駅
5.豊洲市場開業!
6.おわりに
1.築地市場の移転構想
話はとっても昔に遡り、まず、築地市場の移転構想が1960年代に浮上します。
※以下、AERAより引用
最初に築地移転の計画が持ち上がったのは高度経済成長真っただ中の1960年代。東京の人口が増大したことと、物流の中心が鉄道から道路に変わり、市場に乗り入れるトラックの動線などが確保できないことが理由だった。しかし、移転構想は大井市場用地(現大田市場)への全面移転案、築地再整備案などの紆余曲折を経て行き詰まる。
その後、豊洲・晴海の開発計画が持ち上がる中で、築地を有する中央区の強い反対(豊洲は江東区)等の紆余曲折を経て、2001年に当時の石原慎太郎都知事が移転を正式決定します。
に、2001年に決まってた…って皆さん知ってましたか??
恥ずかしながら私は初めて知りました…。
2.ゆりかもめ開通
ゆりかもめは元々、1996年に開催されるはずだった世界都市博覧会の主要路線として1995年に新橋~有明間で開通。
しかし、当時の青島都知事が世界都市博の中止を決定!
これによってゆりかもめは40億円の赤字路線に…
は、ならなくて、台場エリア等への観光客の増加によって黒字経営となったそうです。(本当によかったですね…)
3.市場前駅開業!
その後、2006年に有明~豊洲間の延伸が控える中で、2005年4月28日、正式名称が「市場前」駅となり、晴れて2006年に駅が開業したのでした!
しかし、なぜ「豊洲市場」駅にしなかったのでしょうか…。
当時はまだ「豊洲市場」という名前になるかわからなかったのかもしれませんね。
4.豊洲市場開業までの市場前駅
無事に開業したものの、その後市場が移転してくる2018年までの12年間は市場前駅の暗黒時代でした。
東京都統計年鑑によると、
乗車人数 2005年 1名
2006年 8名 ・・・・その後、2013年まで30人未満
これ年間の数字ですよ?
まあ周りに何もなかったので当然ではありますが…
5.豊洲市場開業!
2018年10月13日に豊洲市場が一般にも開放され、今では多くの人が乗り降りしています。じぇーも平日朝7時に行きましたが、豊洲駅でたくさん乗った人の大半が市場前駅で降りており、無事に賑わってました!
6.おわりに
ちなみに、駅名はやっぱり「豊洲市場」が良いと思いませんか?外国の方にもそっちの方がわかりやすいと思うんですよね…。
まあ、豊洲駅・新豊洲駅・豊洲市場駅って3つ並んでしまうので「どんだけ豊洲っていいたいんだよ!!」って思われる可能性はありますが。。
それでは!
関連記事>>>【完全ガイド】豊洲市場への行き方と楽しみ方
関連記事>>>【解説】豊洲市場の飲食店&朝食を食べてみた