卸と仲卸の違い【豊洲市場トリビア】
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こんにちは!
前回、豊洲市場への行き方と楽しみ方をかなり詳しく説明したのですが、引き続き豊洲市場行ったよ関連のネタをお送りします。どうも色々気になって調べちゃうタイプなんです。
前のエントリーで書きましたが、市場前駅を降りた直後の看板に
←水産卸売場棟 水産仲卸売場棟→
と書いてあって、もちろんプロの人は「あ、こっちね」ってわかるんでしょうけど、一般人のじぇーは
「こっちは仲がない…こっち仲がある…???」
となったことから違いについて気になって調べてみたという次第です。
じぇーのように悩める人たちの救いになれば幸いです…!(おおげさ)
市場の登場人物
1.卸売業者
2.仲卸業者 ※標題の疑問が解決!
3.売買参加者
4.買出人
5.関連事業者
わかりやすいように、川上(生産者に近い方)から紹介していきます!そして、これまた一般の人へのわかりやすさ優先で、プロの人はすごい間違いでなければ大目に見て頂ければ幸いです!
1.卸売業者
生産者から買って仲卸業者や売買参加者に売る人
よくテレビでセリの場面見ますよね、あれの売ってる側が卸売業者です。セリに一般人が参加できないことからわかるように、卸売業者はプロ相手に売る人、かっこよく言えばB to Bビジネスです。
豊洲市場の場合は、農林水産大臣の許可が必要になってます。
2.仲卸業者
卸売業者から買って、場内に店を構えて、飲食店や小売業者に売る人
わかりやすく言うと、さっきのセリの画像で買ってる側です。
場内で売り場を設けており、東京都知事の許可が必要です。
はい、これで水産卸売場と水産仲卸売場の違いがわかりましたね!
セリがあるのは:水産卸売場
飲食店とかが買い付けにくるのは:水産仲卸売場
ちなみに豊洲市場の飲食店の方たちも仲卸売場に買いに来るということですね。
いずれにしても、じぇーのような一般ピーポーは見学までですが。
3.売買参加者
卸売業者から買う、小売業者や食品加工会社、地方の市場業者の人
卸売業者からセリなどで買うところまでは仲卸業者と同じですが、こちらは場内にお店を構えないところが違いますね。
4.買出人
仲卸業者から買って、街中の飲食店やお魚屋さんで一般人に提供する人
要は、いわゆる街中のお店屋さんですね。これが市場に仕入れにいくと、買出人という呼び方に変わるというわけです。
ところで、売買参加者にも小売業者っていましたよね?実は売買参加者の場合は仲卸業者レベルの評価機能などが求められます。
簡単にいうと、同じ小売業者でもセリに参加するにはより高いハードルが課せられる、ということです。
買出人は、さらにそのお客さんは一般人ですから、ここでB to Cとなるわけですね。
5.関連事業者
これは非常に幅の広い言葉で、乾物や包丁を売ってる人や、運送を行う人など、1〜4のために商売をする人です。
以上、ざっくりですが市場関係者の説明でした!
豊洲市場に訪れる際には参考にしていただくと、理解も深まるかもしれませんね!
それでは。
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